2004/2/5 うたばん ソニンの闘い 全国100箇所路上ライブ行脚


2003年12月31日、音楽業界にいながら年末にどこからも声が掛からなかったソニンに、急遽「うたばん」からの企画が決った。和田氏が持ち込んだものとも言われている。12月31日の午後23時に決まり、深夜3時にTBSに集合し、話し合いが行われた。

レコード会社の契約が切れたんです。 世間はあなたから歌を引けと言っている。

この際、プロデューサーの安倍龍二郎氏に、「インディーズに落ちるということをちゃんと把握してる?これでダメだったら、どうしようもないんじゃないの?」と、スタッフ(おそらくディレクター)からは「世間はあなたから歌を引けと言っている。」などと、新年早々厳しいことを言われソニンは涙していた。

その際、うたばんからソニンへ出された質問は「今まで歌手として人に歌を伝える事が出来ていましたか?」。 ソニンはそれが答えられなかったのか、分からなかったのか、それを確かめるべく旅へと出る事になった。 確かめるために選んだ方法は、歌い続けること。 スピーカー一つにマイク一本で全国(本州、四国のみ)をライブして周った。

全国どこへでも、歌を唄わせてくれる場所があれば行ったが、人だかりができても殆どの人は歌を聴かずにカメラで写真を撮ったり、ビデオカメラをまわす人ばかり。 ソニンは「歌を聴いてもらうには、どういう風に届けたらいいの?」「伝えるってどういうこと?」という想いが芽生えながらも、「でも伝えなければ」という思い、そして、それが出来ない自分にイライラがつのった。

ソニンが書いていた日記より...

  • ・少し”ほんとはね。”を歌うのが辛くなってきた。
  • ・歌っても歌っても、きいてる人は何も感じ無い。
  • ・でも進まなきゃどうにもならない。

少し”ほんとはね。”を歌うのが辛くなってきた。 歌っても歌っても、きいてる人は何も感じ無い。 でも進まなきゃどうにもならない。

進んだ先に正解があるのすら分からないが、それでも前に進んだ。そしてようやく大切なことに気付く。 「歌を歌うこと、それは聴いてくれる人が居て初めて意味が生まれるもの。テレビの向こう側に居る人に向かって歌うものだったんだ。伝えるという事に必死で、それを人に押し付けて、見落としてしまっていた。」

ゴールに決めた全校生徒僅か10人の青森県の中学校で、数日間を生徒と共に過ごし、最後にみんなの前で「ほんとはね。」を歌い旅を終えた。

ほんとはね。1 ほんとはね。2 ほんとはね。3



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